10年後の仕事図鑑(落合陽一・堀江貴文)の要約と感想のまとめ【ブログで書評】

管理人の little entrepreneur(@litpre_libelife)です。

今回は、過去に大きな話題となった「10年後の仕事図鑑」について、その内容や感想を書いていきます。

 

10年後の仕事図鑑

落合陽一・堀江貴文

SBクリエイティブ

本書の要旨を簡潔に述べると、労働者が機械に代替される現代社会では自分が好きなことに没頭し、それによって代替不可能な価値を生み出すことができる人が活躍できるということ。

 

変化する時代の中でこれからの労働のあり方がどのように変わっていくのか、また自己投資の重要性お金の本質的な意味等、興味深い洞察が随所に見られて読んでいて非常にワクワクする内容でした。

 

どんな人に読んで欲しい本?
  • AIの発達や機械化の進行で未来の仕事がどのように変化していくか興味がある
  • 既存の社会システムに疑問を感じることがある
  • 時代の変化にどう対応すればいいのかを知りたい人

 

それでは、実際に読んで学んだことを感想を交えながらまとめていきたいと思います。

 

 

 

自分の「好き」を追求し、ひたすら没頭すること

 

両氏ともに自分の好きなことに熱中し、それにひたすら打ち込むことの重要性を説いてます。

他人との比較はせずにその対象に没頭すれば、いつの間にか他人にはない自分独自価値を生み出し、いずれは仕事になるとのこと。

 

落合先生によれば、自分自身の市場価値を向上させ、他人に対する訴求力のある存在になることが重要です。

そのため、より多くのフォロワーを獲得しなければ、市場価値のない人間になってしまう(No.333/2127より引用)という辛口な意見もありました。

 

要するに、インフルエンサーを目指そうということですね。

 

さらに、周りの顔色を窺って他人に合わせてばかりでは、価値のない人間になるとも述べられています。

これは、我々サラリーマンにはなかなか世知辛いところです。

 

ただ、ひとくちに影響力のある人間といっても、それはネット社会だけではなく会社組織にも当てはめられるのではないかと思います。

会社の上司や同僚と有効な関係を築き上げてフォロワーにすれば居心地良く働くことができ、ある意味で組織内での自分の価値を上げることになるのかなと。

狭い組織と言ってしまえばそれまでですが、人に合わせてばかりではなく勇気を出して叩かれない程度に自分の個性を主張し、少しでも周りを巻き込む影響力を身につけてみるのも一つの方法ではないでしょうか。

 

また、AIに仕事を奪われるという発想ではなく、AIを駆使して価値を生み出すという考え方が今後の労働者には必要になります。

 

日々の仕事に縛られずに、私生活で自分の興味のあることをひたすら追求する姿勢を保つこと。

それが、未来の自分への投資になりそうです。

 

 

労働者の思考から脱却する

 

現在の労働者の多くは、古い社会システムの要請によってできた職業であり、今後は労働力を提供して賃金を貰う働き方は通用しなくなっていくとのこと。

 

自らの「労働」によって価値を生み出さない、会社というマネタイズエンジンに乗っかっただけのホワイトカラーに価値はない。(No.561/2127より引用)

という落合先生の言葉にもある通り、機械に代替可能な仕事の価値は低減していくらしいです。(落合さんが辛口過ぎる…泣)

 

公務員も機械化でなくなっていく職業の中に入っていたので、かなり危機感を感じました…

 

堀江さんによると今の世の中は社員を養うために無駄な仕事をつくり、その中で皆がイヤイヤ労働者になっているということです。

 

会社に勤めることが仕事という常識は崩れてきており、自ら価値を生み出すような新しい仕事も徐々に現れてます。

ブロガーやユーチューバーはその最たる例ですね。

 

彼らの働き方に共通するのは、好きなことが仕事になる生き方をしているということ。

 

落合先生曰く、これからの時代は

自分の労働の観点からストレスを取り除き、得意なことを伸ばせる人に有利な社会になりつつある(No.756/2127より引用)

ということであり、自分も人目を気にする暇もなく好きなことを追求し、発信していこうと再び気持ちを新たにしました!

 

ただ、リスクを取って新しいことに挑戦できるのは安定した生活あってのことだと私は思います。

落合先生やホリエモンの言うことは刺激的で意識だけは別世界に誘ってくれるような感じがしますが、この本を読むだけで目の前の現実がいきなり変わるわけではないです。

まして普通の人は「好きを仕事に」なんて一朝一夕にできることではないでしょう。

 

ブロガーやユーチューバーも最初から専業でやる必要なんてないし、高い意識を保てれば会社員として働きながらでも可能です。

労働者として手堅く日銭を稼ぎつつも、その枠組みを超えた視点で物事を捉えられるようになればいいのではないでしょうか。

独立したい人は十分な準備ができてからでも遅くはないはずです。

 

 

お金だけではなく「信用」を貯めることの重要性

 

これはよく言われていることですが、お金に価値があるのは、それが信用を担保に取引されているからです。

これからの時代は人からの信用を貯めていく努力を怠らなければ、それがお金に代わる価値になります。

 

たとえ世間と価値観に乖離があったとしても実際に理解してくれる人は一定数存在します。

それがまさに「信用」であり、大事にすべき人間関係です。

 

まずは貯めるべきはお金ではなく、信用であると両氏ともに述べてます。

 

信用については、芸人で絵本作家のキングコング西野さんも言及してます。

参考:

キングコング西野さん「革命のファンファーレ」を読んだ感想と内容の要約

 

私もお金を自分の大切な人のために使い、循環させることは非常に重要だと考えます。

人のために行った行動が信用となり、回りまわって自分のためになることでしょう。

 

しかし、そうは言っても純粋に「お金」を増やすことも信用を貯めることと同じくらい重要だと個人的には思います。

皆が皆、積極的に交友関係を広げられるわけではないし、「信用が大切」と声高に主張したところですぐに飯が食えるわけではないです。

信用を貯めた結果、お金を稼げるようになることは一つの理想形ですが、目の前の生活のためにコツコツ日銭を稼ぐことを否定してはただの現実逃避になりかねません。

 

「お金ではなく信用だ」と言えるのは、あくまでも彼らの立場から見たポジショントークであり、私はお金と信用はどちらも同じくらい大切だと思います。

 

 

ワーク”アズ”ライフの時代が到来する

 

私たち労働者はワークライフバランスを意識している人が多いかと思われます。

それは、仕事と生活を切り離し、余暇を楽しむために辛い仕事を頑張る発想と言えます。

 

一方、これに対して落合先生は、「ワーク”アズ”ライフ」という概念を提唱しております。

これは、仕事と生活を一体化させて価値を創造し続ける生き方です。

 

とにかく、自分の楽しいと思うことを追求し、それをうまく他人と差別化できれば仕事になるということ。

これは、仕事と遊びの垣根を越えた働き方と言えます。

 

堀江さんはこの生き方を「遊び倒す人生」と呼び、何かに熱中できる人は希少性の高い優れた人材と述べております。

私自身、自分が楽しいと思うこと以外にはなかなか興味が持てず、社会不適合な気質だと悩んでましたが、この言葉には救われました…

そうです。私たちは他人からの評価なんて気にせずに、自分の楽しいと思うことに全力投球して人生を楽しんでいいのです!

 

ただ、最近は私生活だけではなく、日々の仕事の中で自分なりに楽しむ方法を見つけていくのもありだと思っています。

自分で作業に目標を設定してみたり、周囲の人と打ち解けて働きやすい環境をつくりだしたり、工夫次第でどんな仕事でも「やりがい」を見出せるといいですね。

 

 

社会の常識を疑い柔軟な思考で恐れず駆け抜けること

 

社会生活を送っていると、高度成長期くらいから何の疑いもなく信じられてきた古い価値基準に対して何らかの疑問や抵抗感を感じることが少なからずあると思います。

特に、私たちのようなさとり世代」と呼ばれる若者には、割と多いのではないかと推察されます。

 

ここで、個人的にこれからの時代を生きていく上で大切だと感じた落合先生の言葉を引用します。

 

「常識」や「当たり前」で埋め尽くされた社会の中で自分を差別化するためには、産業革命からインターネット以前までの当たり前を疑い、「なぜ」と問いかけ続けなければならない。

「普通って何?」という問いを常に持っていなければならない。

なんらかの凝り固まった価値基準に支配されることなく時代とともに走る感覚を身につけるべきだ。

その中で美学を熟成させるといい。

(No.1856/2127より引用)

 

これまで、社会で信じられてきた常識に対して心の中で疑問を持つことが多く、その度に生き辛さを感じてきました。

しかし、古い価値観によって醸成されてきた常識に対し、違和感を感じることは決しておかしいことではないと勇気づけられました。

 

 

過去や未来は気にせず、今を全力で生きることが大切

 

過去のことを思い返して気まずい気持ちになったり、未来のことを考えて不安な気持ちに襲われたりすることってありませんか?

私はたくさんあります。(心が弱いので笑)

 

こうした未来のことを考えて不安になる心理に対して、堀江さんは今を懸命に生きることこそが全てだと述べてます。

先のことをウダウダ考えて立ち止まるくらいなら、今できること、やりたいことをどんどんやっていこうということ。

まあ、頭ではわかっていても難しいですが笑

 

未来のことを考える暇もないくらい趣味や自己投資に打ち込むことを常日頃から心がけていきたいと思います。

 

 

「10年後の仕事図鑑」を読んで感じたこと

 

今回、本書を読んでみて、自分が想像した以上に社会は変化していることを実感しました。

今まで当たり前とされていたことが目まぐるしく変わり、その中で果たして自分がどのように生きていけばいいのか。

その答えを探すためのヒントが詰まった内容です。

 

また、現代の日本をリードする奇才たちの社会に対する洞察は非常に鋭く、思わずハッとさせられるような記述も結構ありました。

現時点では未来のことは分かりませんが、時代の変化とともに自分の思考や生き方もアップデートする必要がありそうです。

 

ただ、未来は不確実であり、彼らの言葉を全て間に受けるのは危ういです。

好きな事を追求するにも、今の生活基盤がしっかりあってこそだと思います。

 

インフルエンサーの言葉は刺激的で耳触りがいいですが、この本に感化されて会社を辞めようとか考えるのは危険です。

ゆっくりでもいいから、何か新しいことに挑戦するのが良さそう。

 

本書から学んだこと
  • 好きなことに徹底的にハマって自分にしかない価値を創出し、他人からの信用を獲得すること
  • 人が持つ役割が変遷していく時代の中で自分の頭で考えて主体的に行動することの大切さ
  • 過去や未来に縛られずに「今」の自分に焦点を当てて生きること
  • これまでの社会の常識に疑問を投げかけ、時代の変化に柔軟に対応することの重要性

 

既存の社会の構造に漠然と疑問を感じていたり、未来の仕事がどのように変化するか興味のある方には是非、読んで頂きたい本でした。

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2018-2019

2 件のコメント

  • 凄い良さそうな本ですね!
    自分が好きなことを本気でやれば、仕事にできる時代が到来してるんですよね!

    私は最近ブログを書くことが本当に楽しくて、割と本気で取り組んでいるので、その感覚が何となくわかりますね。
    好きなことをやってる時間ってすごい早く感じるんですよね。
    最近は1週間があっという間です(笑)。

    • 公務員投資家R様

      いつもコメント頂き、ありがとうございます!

      並大抵の努力では難しそうですが、好きなことを仕事にする生き方は理想ですね。
      好きなことをやってる時間が早く感じるというのは物凄く共感します。
      何かにハマる時間をもっと増やしたいところです。

      ブログを楽しく書かれているとのことで、とても素敵です!
      Rさんは今、まさに好きなことに没頭しているということですね!

  • 公務員投資家R にコメントする コメントをキャンセル

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    ABOUTこの記事をかいた人

    little entrepreneur

    「さとり世代」と呼ばれる若者です。 なんでもやりたがり屋な性格のため、現在は投資を中心として、いろいろなことに挑戦しております。 人生の目標は、自分らしく自由に生きること! 趣味:読書、廃墟探索、史跡巡り、音楽鑑賞、サッカー観戦、英語学習 投資:FX(外国為替証拠金取引)、仮想通貨、インデックス投資、ETF(上場投資信託)