管理人の little entrepreneur(@litpre_libelife)です。
今回は、平日に休暇を取って奥多摩の大岳山へ廃墟探索に行った時の記事です。
定期的に行きたくなるんですよね…奥多摩って
御嶽駅からケーブルカーの滝本駅まで
御嶽駅からケーブルカーのある滝本駅まで向かいます。

古風な造りをした御嶽駅の駅舎です。
この辺は田舎のような風情があっていいですね!東京だけどw

バスもあるのですが、徒歩の散策ルートがなかなか素敵なため、歩いていくことに。
駅から目と鼻の先にある中華屋さんの脇の階段を下りて進みます。

橋の下を通るのですが、見上げるとこんな素敵な景色が。

蔦や葉に侵食されているのが良いですね。

川沿いにしばらく歩くと、橋が見えるので対岸に渡ります。
自然環境と調和した感じが素晴らしい!(クモの巣がたくさん絡まって大変だったけどw)
橋を渡った後は斜面を上って川から離れ、ひたすら道路沿いに歩き続けます。
苔むした橋を通ります。こういうのホントすこ…


途中で立ち寄った廃墟感のある門のような何かです。

すごく静かな場所でしたが、それが却って不気味さを増長する感じでした。
門の先へは進まずに、滝本駅へ再び向かいます。
しばらく歩いたら滝本駅へ到着しました。
途中にいろいろと寄り道をしたので、一時間以上かかりました。
坂道もあったので、この時点でもう結構足の疲れが…笑

ここからケーブルカーに乗って御岳山駅まで登っていきます!
御岳山駅から大岳山方面へ
御岳山についてからも、ひたすら歩くことになります。

今回の目的は大岳山にある廃墟を探索することなので、参道を通りながらも目玉スポットの武蔵御嶽神社はスルーして先を急ぎますw

途中で通った風情ある商店街、こういう景色って普段はなかなか見られないかも。

この先の神社の脇にある道を進み、大岳山へ向かいます。

大岳山への道中にあった「天狗の腰掛杉」と呼ばれる大木です。すごい存在感!

あるがままの自然。こういうのを見ると、奥多摩にいるのを凄く実感します(笑)

川の畔にある施設。この森と完全に調和している感じがたまらん…
そして、やっぱり苔は素晴らしい!

しめ縄のかかった木々、この先には岩石園が広がっております。

最近、苔にハマってしまいました。廃墟探索の思わぬ副産物です。

ガードレールもその機能を果たしていないほどボロボロです…
この辺から段々と上り坂も厳しくなってきました。

この岩肌…めっちゃ足腰にきますね。
道が狭く踏み外すと天に召される可能性があるので、チェーンを掴んで慎重に進みます。
軽い気持ちで登ってみたけど、結構ガチな登山だなコレ…
閉鎖された大岳山荘に到着
大岳山を登っている最中に、
「次の日は普通に仕事あるし、やっぱり引き返そうかな…」
と何度も心が折れそうになりましたが、
廃墟を見たい!という執念の方が上回ってなんとか目的地まで到着しました。

見えてきたのは営業を終了し、閉鎖されてしまった大岳山荘です。


ついつい様々な角度から撮影してしまいます(笑)


正面から撮りました。この錆びれ具合が時の経過を物語っているようです…

内部の様子も撮影。かつては旅人を迎える温かい空間だったのだろうか…

山荘の横にあるこのスペースは以前、ヘリポートとして活用されていたらしいですが、崩落の危険性があるため立入が禁止されています。
近くに廃墟と化した台湾寺院
大岳山荘の付近には、廃墟と化した宗教施設「台湾寺院」があります。

鳥居の奥に寺院へ続く階段があります。


この泰然とした佇まいに、なんだか言葉には表せないような畏怖の念を感じます…

左右にはイノシシのような石像が配置されてます。


閑散とした空間の中、石像たちが笑う…

後方にも建築物があり、少し不思議な光景です。


祠や灯籠らしき物体が地面の上に置かれており、なかなか神聖な雰囲気です…
以前は大岳山荘と共に寺院を管理していた人がいましたが、その方がお亡くなりになったことで廃墟と化したそうです。

こんな感じで大岳山荘や台湾寺院を探索できたのでこの場所とはもうお別れです。
不思議な時間を過ごせました…ありがとう!
いやぁ…世の中にはこれほど神秘的な廃墟があるんですね…
今後も面白そうな場所を見つけたら、どんどん探索していきたいと思います!
途中で行きそびれた奥ノ院にも寄り道
廃墟探索の帰り道、疲れたのでそのまま下山しようと考えていたところ、途中で看板を見つけて驚いた。
それは、分岐の道があったことであり、「奥ノ院」と呼ばれる場所を通って山荘までアクセスできたことが後になってわかりました。
分岐点から奥ノ院までは1kmくらいの距離ということでとりあえず登ってみました。

1キロ程度なら余裕だと高を括っていましたが、登り道は急な上、だんだんと道がなくなってきて一苦労でした…

途中に見通しの明るいところから山の様子を一望しようと試みたけど、木の枝が邪魔すぎる(笑)

ゴツゴツとした道を時折ロッククライミングのごとく登っていくと、そこには大変趣のある寺院が…

ゆっくりと階段を登り切り、「奥ノ院」とご対面です。

立派な佇まいですね…登山の道中こんな辺鄙なところに建っているのだから面白いです。
何とか最後の力を振り絞って奥ノ院から来た道を引き返し、そのまま帰路につきました。
奥ノ院へ向かう前に飲み物も尽きていたので、脱水症状の状態に。危なかった…笑
今回は余計にアップダウンをしたので、下山した頃に足腰は限界に近い状態でした。
次の日は「足痛い、早く帰りてぇ」と内心思いながらも、なんとか涼しい顔で仕事しましたw
登山は休日の前にするのがいいかもしれません(笑)
ちょっとしたオマケ

御岳山駅のお土産屋さんで買ったイノシシ肉の缶詰め。
少し値が張るけど、純粋な好奇心から購入してみた。

イノシシの肉を食べるのって初めてかも。
甘辛のタレに猪肉がからみ、なかなか美味しかったです。
豚の角煮を食べているような感じでしたね。
割と脂が乗っていたかな。保存食にもなりそう。
山の中にいる猪を獲ってきて詰めた感じでしょうか。
そう考えてみると、結構いい商売ですな(笑)
珍しいものが食べられ、貴重な経験になりました!

観させて頂きました。誠に感謝します。
気にしていました。行く時間がなく、反省です。
あの八角の建物はもうないかなぁ?(天下八方)
ありがとうございます。
李 和平 様
コメントありがとうございます(^^)
大岳山に八角の建物があったんですね。これは気になります。
こちらこそ、ありがとうございます!