内向的だと仕事が辛い?「内向型を強みにする」を読んだ感想と要約

にな管理人の little entrepreneur(@litpre_libelife)です。

今回は、私が読んで良かったと感じた本を紹介します。

 

内向型を強みにする

マーティ・O・レイニー

パンローリング

皆さんは、自分の性格が内向的であるが故に悩んだことはありますか?

私自身、超がつくほどの内向型人間ですので、学生時代から現在に至るまで幾度となく悩み苦しんできました。

 

この本では、社会的に不利とされる内向型人間がいかにして自分らしい人生を送ればいいのか、そのヒントを貰えます。

 

どんな人に読んで欲しい本か?
  • 自分の気質が内向型で悩んでいる
  • 内向型の特徴について理解したい
  • 内向的な性格の活かし方を知りたい
  • 外向型の人たちと上手に接したい
  • 内向型としての人生戦略を学びたい人

 

 

 

内向型と外交型の違い

 

内向型の人は自分の内面にあるアイデアや感情などからエネルギーを得ることが特徴です。

これに対して外交型の人は、外の活動に参加したり人と話しをすることなどを好み、外の世界に対して常に刺激を求めます。

両者の違いは心の内側と外側のどこからエネルギーを得るかということ。

 

ただ、同じ内向型人間にも個人差は存在し、全員が無口だったり引っ込み思案なわけではありません。

 

内向型に共通する特徴は、その興味が自分の頭の中へ向けられていることです。

 

そのため、内向型にはじっくりと思考するための静かな空間が必要になります。

 

自分の脳がどのように情報を処理するタイプなのか、自己理解は極めて重要です。

 

 

内向型は悪いことではない

 

一般的に、世間では外交型であることが求められ、内向型が悪という風潮が根強いかもしれません。

 

確かに、社会生活を送る上で人と接する機会は多いので、対人関係に慣れた外交型の方がなんとなく優位な印象です。

これに対して、内向型は仕事をテキパキこなせないマイナスイメージがあるのではないでしょうか。

 

しかし、実はこの認識は誤りです。

 

ここで、本書に書かれている内向型の利点を引用します。

 

内向型の人は、適切な環境のなかでのみ、その才能、たとえば、集中して探求する能力を、発揮できる。

内部の世界に集中して、自分が感じ、経験していることを深く考える能力は、外部の世界と他の人間を理解する助けとなる。自己中心的と見えるものが、実は、他人の身になって考えることを可能にする天分そのものである。

(それぞれ43ページ、45ページから引用)

 

内向型の人は自己主張が苦手なため、相手から誤解されやすいのは辛いところ。

 

ただ、自分を内省し物事を深く考えることができるのも事実です。

一見すると内面の世界に閉じこもっているようですが、実は相手の立場を考えられるということ。

 

つまり、環境や伝え方次第でその特性を十分に活かすことができます。

 

 

罪悪感や羞恥心をもたなくて大丈夫

 

ここまでの内容から、内向型は単に社会へのアプローチの仕方が違うだけだとわかります。

 

どちらがいいかのは特に決まっていないので、自分の気質を恥じたり責める必要なんてありません。

自分が内向的に振る舞っているからといって外交型の人に迷惑がかかるわけではないのです。

 

それでも何かしら罪悪感のようなものを感じるのであれば、自分が誰かを傷つけたりしたのか考えてみるといいです。

実際のところ、人を傷つけたり迷惑をかけたりしていないことがほとんどでしょう。

 

あなたが内向型だからといって、それは悪いことでも恥ずかしいことでもないです。

 

 

脳の作りや神経系の働きが違うだけ

 

先程も述べたように、内向型の気質はその脳の働きの影響を大きく受けています。

ここでは、脳の機能からそれぞれの気質を考察してみます。

 

外交型は活動的に過ごし、外から刺激を得る時にドーパミンが増え、脳が快感を得ます。

 

これに対して、内向型は平穏な状態を保ちつつ不安や憂鬱を感じないことが望まれます。

また、自律神経系の副交感神経が優位に働いており、エネルギーの消費よりも保存に力点を置いています。

気質の違いは、脳の働きから科学的に証明されているということ。

 

つまり、内向型は脳の仕組みによるものであり、そこに良い悪いはないので、悩む必要はないのです。

 

 

内向型として戦略的に生きる

 

それでは、外交型優位のサバンナの中、私たち草食動物はいかにして、数多ある危険を乗り越えていけばいいのでしょうか?

 

本書に記載されている戦略で有効だと感じたものを私の独断で紹介します。

 

自信のある”ふり”をする

 

これは私も実践していますが、非常におすすめの方法です!

本物であることを重んじる内向型にとって、演技をするというのは少しハードルが高いかもしれません。

 

しかし、自信のある「ふり」をして物事に挑戦していくうちに、次第に度胸がついてくるから不思議です。

これは、「ふり」をする自分も全体の自分の一部ということ。

最初は自信がなくても、虚勢をはっているうちに徐々に本物になっていくのは、私も実感しています。

 

会議で発言してみる、人に物事をわかりやすく説明する、世間話で周囲と円滑にコミュニケーションをとる等

些細なことでも自信を持ってこなすことで、それが他の場面でも応用できました。

 

人の目を見て笑顔で話す

 

これも非常に有効です。

私が特に良いと思うのは、なるべく笑顔で人と接することです。

相手がよっぽどのひねくれ者でなければ、笑顔の方が円滑に話ができるでしょう。

 

私見ですが、相手の目をしっかり見るのがこっぱずかしい方は、クシャッと笑って目を薄める感じにするといいかも。

 

話の聞き手になること

 

外交型の人はよく喋りますが、彼らには必ず話の聞き手が必要です。

そのため、内向型は社交の場で聞き手として実は歓迎されます。

 

単に自分のことを相手に伝えるだけではなく、人の話を丁寧に聞くことこそ、本当のコミュニケーション能力だと私は思います。

会話は一方通行ではなく、双方あって成立するものです。

 

相手の話をじっくり聞けるだけで、それは素晴らしい役割を果たしているといえます。

 

外交型の態度を攻撃と捉えない

 

これはかなり重要です。

議論の場から世間話に至るまで、外交型の人は自分の考えを強く主張する傾向にあります。

 

その一つ一つの言葉を気にしてしまうと、内向型の人はメンタルをやられます。

(私も昔、気が短く攻撃的な人の言葉にいつも振り回されて精神を病んだことがあります…)

 

相手は平常運転で高圧的な態度をとるので、「そういう人」だと受け入れる器量の大きさを身につけましょう。

ただ、事実と異なる偏見を押しつけられたり、納得いかないことを言われたら、やんわりと反論するのも大切です。

 

このように、戦略的に外向型の人と接することができれば、多少は生き辛さを克服できると思います!

 

 

外向型から学べることもある

 

ここまでの内容から考えると内向型と外向型は水と油のように相容れないように見えます。

しかし、内向型でも外向型の人から学べることはたくさんあります。

 

 

  • 外の世界に飛び込み、新しい自分になること

 

内向型の人は慣れ親しんだものから安心感を得る特徴があり、その心地よさを保つことを重視します。

しかし、どんなに気をつけていても、予想外の状況に対処する必要が生じるかもしれません。

 

そんな時こそ、外の世界へ出向いて新たな情報を取り込む姿勢が重要になります。

 

 

  • いかなる時も自分の能力に自信を持つこと

 

内向型の人は、外の世界で外向型との比較に苦しみ、劣等感を感じてしまうことが多々あります。

外向型の方が評価されやすい社会のシステム上、それは致し方ないことかもしれません。

 

しかし、劣等感を感じて落ち込む多くの原因は、自分がダメだと根拠もなしに思い込んでしまうことにあります。

 

こんな時は、先ほどの内向型の利点を思い返しましょう。

本当は、落ち込む必要なんてないことに気がつくはずです。

 

 

  • 心配事はそんな簡単に起こらないと認識すること

 

内向型は自意識が強く、人から拒絶されたり傷つけられたり、恥ずかしい思いをすること等に対して恐れを感じることが多いでしょう。

(私もしょっちゅうありますw)

 

しかし、それらはまだ現実には起こっていないことであり、実は思い込みで終わることが多いんですよね。

 

私たちが不安に思うほとんどのことは、実際には起きないと考え、気楽に考えようと心がけることは大切です。

 

このように、内向型人間でも外向型の良い部分を上手く取り入れることができれば、より楽しく生きられるということですね。

 

 

「内向型を強みにする」感想と学んだこと

 

私は、大学時代のアルバイトの時から就職後の会社生活に至るまで、内向的な自分を恥じ、責めながら生きてきました。

そんな中、本書のような内向型の強みやその活かし方を解説してくれた本に出会え、とても心が救われました!

 

そして、本書で学んだことを実践していくうちに、段々と社会に溶け込めるようになりました。

未だに慣れないことや理解できないことはありますが、以前よりは生きやすくなった実感があります。

 

本書から学んだこと
  • 内向型と外向型は単に気質の違いである
  • 内向的な気質のために落ち込む必要はない
  • 内向型にも強みがあり、全ては活かし方次第である
  • 内向型特有の思い込みを捨ててみる
  • 外向型の生き方からもしっかり学ぶ

 

社会生活を送る上で皆が皆、外向的になる必要性はなく、いずれの気質もその強みや弱みを相互に補完できるということ。

これらの両輪があってこそ、社会は成立しているといえます。

 

みんなちがって、みんないい。

(金子みすゞ 、私と小鳥と鈴と)

 

心に迷いが生じた際は、内向型としての強みや課題を再確認し、より豊かな人生を歩みたいと思います。

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little entrepreneur

「さとり世代」と呼ばれる若者です。 なんでもやりたがり屋な性格のため、現在は投資を中心として、いろいろなことに挑戦しております。 人生の目標は、自分らしく自由に生きること! 趣味:読書、廃墟探索、史跡巡り、音楽鑑賞、サッカー観戦、英語学習 投資:FX(外国為替証拠金取引)、仮想通貨、インデックス投資、ETF(上場投資信託)