大学の授業は時間の無駄か?有名人やインフルエンサーの極論を鵜呑みにすることの危うさ

管理人の little entrepreneur(@litpre_libelife)です。

 

最近のブロガー界隈では、あることが議論を呼びました。

それは、大学や会社を辞めてブログに専念すべきというもの。

 

主にインフルエンサーと呼ばれる有名ブロガーの方がリスクをとって専業になることを提唱しています。

安定を捨てなければ成功できないとでも言うような、非常に極端な主張です。

 

しかし、このような極論を鵜呑みにするのは危険なことだと私は思います。

 

 

 

専業ブロガーになるべき?

 

本気で成功したいなら自分を追い込めと声高に言いますが、それに感化されて大学や会社を辞めてしまって本当に大丈夫でしょうか?

 

ブログは本気で書いていけば、いずれ資産になるとは思います。

しかし、安定した収入がない状態で落ち着いて記事を書ける心の強い人がそんなにいるとは思えません。

本当に精神力のある人以外は厳しいし、リスクだけ大きくなる恐れもあります。

 

きれいごとは抜きにして、私たちが生きていくのには最低限のお金が必要です。

生活基盤の安定があってこそ、ブログを楽しんで書けるのではないでしょうか。

 

確かに、私たち兼業ブロガーは専業に比べると費やせる時間は限られるでしょう。

それでも、本当に自分が書きたいテーマであれば、大学に通いながらでも会社に勤めながらでも書けるはずです。

むしろ、生活の不安ができるだけ少ない状態で書いたほうが良い記事になるとさえ思います。

 

また、人間はある程度の制約があったほうが、時間を有効活用するために意外と工夫できたりするんですよね!

 

 

有名大学に通うことや企業への就職には意味がないのか?

 

彼らは、学歴は無意味だとか就職せずに起業しろとか簡単に言います。

 

確かに、今の時代は大学に行かなかったり中退しても、自分で起業して成功する人は以前よりは増えているかもしれません。

しかし、こうした成功者は実際のところ、ほんの一握りでしょう。

 

自分ができないと思い込んでいるとか意識次第で成功できるとか、そういった言説には一理あるとは思います。

ただ、精神論や根性論は全ての人に通じるわけではなく、彼らの言葉を信じて安定を捨てた結果、路頭に迷う人もいるはずです。

 

自己責任だと言ってしまえばそれまでです。

しかし、インフルエンサーの発言にはそれだけ大きな影響力があります。

特に精神的に弱っていたり、すがるものが欲しい人は真に受けてしまう危険性があります。

 

どう発言するかは個人の自由ですが、自分の過激な発言が誰かの人生を狂わす可能性があることを少しは認識してもいいのかなと。

あれだけ煽っておきながら、これを自己責任論で片付けてしまうのは少し無責任に思います。

 

ところで、大学や会社を辞めろと平然と言ってのけるインフルエンサーたちも、かつては有名大学や企業に所属していたんですよ。

彼らが成功者になったことに大学や会社での経験が無関係だと思いますか?

 

SNSで情報を集めていると、ブロガーとして食べていけている人がたくさんいるように見えてしまいます。

しかし、これらの成功例は実際は社会全体のごく一部です。

そもそも、ブロガー自体もまだ少数派だと思いますし…

 

上手くいった人たちだけをサンプルに、大卒に意味ないとか会社を辞めろとか言うのは極論です。

 

 

こういったことを書くとすぐに、クソリプだとか時代が違うとか反論されますが、現状では様々な選択肢が増えるという点で大卒が有利です。

 

なんだかんだ定職につきやすい、大学で専門性を高めることはできる、学び方次第で今後に活かせるスキルも身につけられる、大学生活もブログネタにできる等、

大学に行くことのメリットを書こうと思えばいくらでも書けます。

別に大卒で就職してから、脱サラして起業することだってできますし…

 

このように考えると、大学を卒業した方が将来の可能性は広がるのではないでしょうか。

(最初から特定の分野で起業するという鉄の意志があるなら別ですが…)

 

 

大学も会社も無駄ではない

 

事あるごとに大学や会社は時代遅れと主張するけど、実際のところどうなんだろうか?

 

大学はオワコンではない!

 

彼らの発言内容でもうひとつ引っかかるのは、大学そのものを無駄な時間だと決めつけていることです。

自分たちのサロンの優位性を主張するために、その比較対象として大学は必要ないと主張しているようにも見受けられます。

 

確かに、今後は複数のサロンに参加して見識を広げるという生き方は最先端で面白い考え方だと私も思います。

しかし、これが大学を否定する根拠にはならないし、自説を肯定する時に他の何かを否定する必要はないと思うんですがね…

 

先日、以下のようなツイートをしたところ、割と多くの方から共感頂けました。

そもそも大学って就職するために存在するわけではないと思うんですよね。

 

私は大学になかなか馴染めず、うわべだけの人間関係しか築くことしかできませんでした。

 

それでも、ゼミの面白い研究テーマや個性豊かな教授の存在、自主的に選択した興味深い講義など、

なんだかんだ大学時代の経験は今の自分に活きている実感があります。

大学の講義や研究を経験しなければ今の廃墟趣味にも目覚めていなかったですし、大学での学びは自分の人生を豊かにしました!

 

大学に意味があるかどうかではなく、それぞれが自分で通う意義を見いだすものなのかなと思います。

大学を無駄な時間にするかは自分次第です。

 

会社員も悪いもんじゃない

 

彼らは口を揃えて会社員をdisりまくってますが、サラリーマン生活でも学べることって意外とありますよ。

 

確かに、自分の行動の蓄積が組織の資産となるため、自分の働きの全てが資産にならないかもしれません。

よく分からんしきたりだったり、上の人を立てるゴマすりとか不毛なスキルもあります。(ほとんどスルーしてますけどw)

 

ただ、他者と距離の取り方や物事の段取りを考える力、マルチタスクをこなす能力など、個人差はあれど汎用性の高いスキルは身につくと思います。

また、彼らの論調で勤め先が全てブラック起業という前提なのもおかしな話ですよね。

 

実際、全ての会社が劣悪な環境ではないし、自分の意識次第で安定を保ちながら余暇を充実させることだって可能なはずです。

 

もちろん、人権侵害がまかり通るような環境であれば無理をして続ける必要はないと思います。

私自身、「みんな苦労しているんだからお前も苦しめ」みたいな根性論は嫌いですし。

 

しかし、会社員=社畜という図式はあまりにも短絡的だと言わざるを得ません。

就職活動もしっかり自己分析を行い、よく考えて選択すればいい職場は見つけられます。

安定を確保しつつ自己投資をするのもありだと思いますよ!

 

こう書くと、「リスクを取らない人は応援されない」とか仰るから、ああ言えばこう言うみたいな感じです笑

専業でブログ書くのは並大抵のことではないし、多くの人に応援されるのは理解できます。

 

ただ、時間がない中で頑張るサラリーマンの兼業ブロガーさんも個人的に凄く応援したくなるけどな。

特に独身の私から見て、仕事と子育てを両立させながら頑張るパパ、ママブロガーさんたちは本当にすごいと思います!

 

 

極論を鵜呑みにするのは危険

 

インフルエンサーの主張する内容は刺激的で思わず引きつけられるような不思議な魅力があります。

実際、これまでにない新しい生き方で面白いし、彼らのブログやツイートから気づきを得ることも多いです。

 

それでも、論理的におかしいことや偏ったことも普通に言っているので、全てを鵜呑みにするのは危ういでしょう。

何もかも彼らの言うとおりにするだけでは、ただの信者にしかなれません。

参考にできる部分を取捨選択するくらいの距離感が丁度いいのではないでしょうか。

 

結局は、自分の頭に汗をかいて考え抜いて決断するという思考のプロセスを省くことはできないと思います。

 

ところで、最近の彼らは少しでも自分たちの考え方にそぐわない意見があると全部クソリプ扱いして排除してます。

論理的な批判に対しても誹謗中傷と決めつけて、集団で否定するのはいかがなものかと。

 

多様な価値観を取り入れた方がもっと良い組織になると個人的には思います。

いたずらに賛同者だけを集めると閉鎖的で視野も狭まり、それこそ彼らの嫌う社畜となんら変わらなくなりそうですが…

 

 

大切なのはどこに属するかではなくどう生きるか

 

彼らの掲げるオンラインサロンはこれまでにない画期的な試みであり、今後は有力な選択肢になり得るかもしれません。

しかし、それはあくまで可能性の話であって、学びの場としての大学の役割が失われたわけではありません。

 

現時点では、どちらが有用かとかコスパがいいかどうかを断言することはできないと思います。

そのため、大学はオワコンという過剰な表現を思考停止で信じ込むのは早計で危ういです。

 

いずれにしても、私はどこに属するかより、どのように生きるかの方がはるかに重要だと思います。

大学だろうがサロンだろうが結局は、今いる環境をどう活かすかではないでしょうか。

どちらも自分次第でコスパを高めることができるはず。

 

インフルエンサーであれ私のような会社員ブロガーであれ、その発言には必ずバイアスがかかっています。

人間はどうしても自分の考え方が正しいと思いたい生き物です。

 

だからといって、その考え方が万人に通用するわけではありません。

そういう意味では、私たちの主張は全てポジショントークなんだと思います。

 

私も以前はインフルエンサーたちを妄信していた時期がありました笑

実際、彼らのブログがきっかけで新しいことに挑戦できた部分もあり、それはとてもありがたいことです。

極論が多い一方で、有益な情報もたくさん提供してくれていますし。

 

ただ、誰かの意見を何の疑問もなしに信じても成功は難しいでしょう。

結局、自分の頭で考えて決断する必要があり、自分からは逃げられないんだと思います。

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little entrepreneur

「さとり世代」と呼ばれる若者です。 なんでもやりたがり屋な性格のため、現在は投資を中心として、いろいろなことに挑戦しております。 人生の目標は、自分らしく自由に生きること! 趣味:読書、廃墟探索、史跡巡り、音楽鑑賞、サッカー観戦、英語学習 投資:FX(外国為替証拠金取引)、仮想通貨、インデックス投資、ETF(上場投資信託)