【雲上の楽園】松尾鉱山跡の「緑ヶ丘アパート」廃墟探索 ~ 後編 ~

管理人の little entrepreneur(@litpre_libelife)です。

引き続き松尾鉱山の緑ヶ丘アパート探索の記録となります。

 

前回の記事はこちらをご覧下さい。

【雲上の楽園】松尾鉱山跡の「緑ヶ丘アパート」廃墟探索 ~ 前編 ~

 

今回はいよいよアパート内部のレポートです。

 

 

 

緑ヶ丘アパート内部へ

 

入口から入ってすぐ、アパートの廊下の様子

だいぶ経年劣化しているとはいえ、しっかりと原型をとどめています。

 

文字が消えかけていますが、「へ」と書かれていたようです。

 

果てしなく続く廊下。この先には、いったい何があるのだろうか?

 

錆びれた郵便受けが残っています。

 

打ち捨てられた残骸から時の流れを感じる…

 

恐る恐る奥へと進みます。

 

畳だか布団だか判別できないほど古い物体が部屋にありました。

 

なかなか良さげな窓枠だ。

 

少し探索しただけで廃墟ならではの景色がこれだけ見られたのは非常に喜ばしいことです。

 

 

さらに奥へと広がる大型廃墟

 

探索していて薄々感じていたのはこの廃墟、かなり広いのではないかってこと笑

 

アパートはとても規模が大きく、どこにいるのかわからなくなりそう。

 

どうやら、さらに地下までアパート群は続いているようです。

 

瓦礫の山を避けながら進む。

 

それにしても、本当にスケールの大きな廃墟だ…

 

降りた先も同じようなアパートの廊下。

 

今度は「ほ」の文字が。だんだん法則性がわかってきましたね。

 

「ろ」と「は」と「に」も見つけました。

 

最初の入口付近の「へ」と合わせて「ろはにほへ」

いろは歌で棟が分けられていたんですね。

 

不気味な雰囲気の階段を恐る恐る上がっていく…

 

 

緑ヶ丘アパートの部屋に残る生活の痕跡

 

かつて人が暮らしていた部屋は現在、どんな様子でしょうか?

 

ところどころ朽ち果てた部屋の様子。

昔は家族団らんしていた場所だったんだなぁ…

 

廃墟の窓からほんのりと色付いた景色が見られる。

 

とある一室を探索中、床の砂がスーッと下に落ち始めて足場がなくなりそうに。

気づくのが遅れていたら大惨事になっていたかも💦

 

こういう物理的な危険もあるから不注意のないようにしないといけませんね。

 

扉を開けて入ると、そこは忘れ去られた空間…

 

洗面所や流し台、台所のような遺構。

ここで窓の外を眺めながら家事をしていたのかもしれない。

 

ごみ箱も放置されており、生活の残り香のようなものを感じる。

 

またいい感じの窓枠があった。

 

どの部屋もつくりは似通っていますね。

 

過去の資料によると、この近代アパートのつくりから、階を間違える人が多かったとのこと。

「おかえり…」となんだ今日もか上の人 (松尾鉱山資料館より引用)

なんて句も詠まれていたらしい笑

 

当時は人が行き来する空間だったと考えると、なんだか侘しさを感じる…

 

 

部屋の窓から眺めた外の様子

 

探索途中、窓際へ行くとつい外の景色をボーっと眺めていました。

 

他のアパートの棟がよく見えます。

青空の下で廃墟を眺める至福のひととき…

 

少し離れたところにポツンと独立して建っているアパートも見えます。

 

なんだか人の顔に見えるような?

鼻の部分は、先ほど下のアパート群へと降りた長い階段のようです。

 

ここで一つの文明が存在していたことを感じさせるような遺跡っぽい景観です。

 

 

紅葉と廃アパート。素敵な組み合わせだ。

 

どこから眺めても退屈しない景色ばかりで目の保養になりました。

 

 

緑ヶ丘アパート廃墟の残留物

 

アパートの内部にはなかなか興味深い残留物が残っていました。

 

テレビやビデオ、スピーカー等、当時の電化製品が放置されていた。

 

東芝やシャープ等、過去に栄華を誇った企業の製品も。

 

これらも昔は最先端だったんだろうな…

 

後から置かれた感じのぬいぐるみ。

探索中に視界に入ると少しビビるw

 

こけし?の人形を見た時は正直、心臓が止まるかと思った…笑

 

人形で思い出したのが奥多摩の峰集落を来訪した時のこと。

参考:

心霊現象も?奥多摩の廃村「峰集落」にアクセスしてみた

 

あの時の人形もすごく驚いた記憶がありますw

こういうのはマジで怖いので、本当に勘弁して下さい笑

 

 

暖房施設を支えたボイラー室

 

緑ヶ丘アパートには当時、最先端の技術で全館暖房が備え付けられていたとのこと。

昭和初期にこれだけ恵まれた環境だったとは驚き!

 

完全に錆びついてしまっている。

長年アパートの設備を支え続けていたんだろうな…

 

立派なボイラー室が残っていますね。

 

アパート全館に蒸気を供給し、暖房設備の基盤になっていました。

また、すでに取り壊されてしまいましたが、当時は学校にも供給していたとのこと。

 

廃墟となった現在も、大きな存在感を放っています…

 

浴室として使われていた感じの施設もありました。

 

その隣は脱衣所かな?

すっかり廃墟然としていて原型を留めていません。

 

それにしても、かつては山の上にこれほど大規模なアパートが居住空間として存在していたんですね…

思わずため息が出そうになります。

 

今回は非常に規模が大きく、探索距離も長かったので、これでもかというくらい写真を撮りました。

記事を読んで下さった皆さんに、実際に目にした光景を最大限に伝えられていれば幸いです。

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2 件のコメント

  • 幾人かの廃墟探索者の動画をいつも観て楽しんでいます。
    中には、危険を承知で危うい場所に踏み込んだりして、ヒヤヒヤさせて視聴者の受けを狙った方もいます。
    それはそれでまたいらしてもよい存在なのかもしれません。
    ただ、貴方の廃墟探索は、観る人を楽しませる以前に、ご自身の廃墟への深い深い愛情がまる見えで、溢れていて、観る側の人は貴方の視線と貴方の心を通って廃墟を愛でているはずです。作品を造る事だけに片寄らず、そうしていつもいつまでも廃墟をご自身の感性でみて撮影して記録してください。廃墟美を理解することは実際にそこに行って居て見て感じた貴方の思いに同感させてもらう事だと思うのです。

    • somewhere様
      いつもコメントありがとうございます(^^)

      私の廃墟への深い愛情が伝わるというご感想を頂き、とても嬉しいと共になんだか畏れ多い感じもします。

      廃墟探索の記事については、読んだ人が自分が見聞きした光景を追体験して欲しいという思いで書いているので、
      私の視線と心を通して廃墟美を感じて頂けるのは光栄ですし、記事を書く上で非常に励みになります!

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    little entrepreneur

    「さとり世代」と呼ばれる若者です。 なんでもやりたがり屋な性格のため、現在は投資を中心として、いろいろなことに挑戦しております。 人生の目標は、自分らしく自由に生きること! 趣味:読書、廃墟探索、史跡巡り、音楽鑑賞、サッカー観戦、英語学習 投資:FX(外国為替証拠金取引)、仮想通貨、インデックス投資、ETF(上場投資信託)