与沢翼さん「ブチ抜く力」要約と感想(kindle版)【ブログで書評】

管理人の little entrepreneur(@litpre_libelife)です。

今回は与沢翼さんの著書「ブチ抜く力」の要約と感想について書いていきます。

 

まず、この本の感想を先に述べてしまうと、単なる精神論ではなく非常に実践的な内容ということ。

逆に、至極まっとうなことしか書かれていないので、奇抜な考え方や方法論を知りたい人には向いていないかもしれません。

 

今回は、本書を読んで自分が学んだことをまとめます。

 

どんな人に読んで欲しい本?
  • 成功者の思考回路を見てみたい
  • 突き抜けた個人になるための方法論を知りたい
  • 時間を効率良く使えるようになりたい

 

ブチ抜く力

与沢翼、扶桑社

 

 

短期間一つのことに集中する

 

与沢さんは一つのことに徹底的に集中し、短期間で結果を出す方法で突き抜けた存在になれたと述べています。

 

常に本気である事。そして一つの結果のためだけに、ただひたすらストイックになる。これだけが、唯一無二の"ブチ抜けた存在"になるための条件です。(No.216より引用)

 

彼は短期集中のメリットとして

  • 集中力を持続できること
  • 結果が早く出るため、正しい方法論に早くたどり着くこと

を挙げています。

 

万人に適した方法論かどうかはさておき、実際に結果を出している人が書いていることは説得力がありますね。

 

 

幸せに生きるためにはお金を稼ぐことが必須

 

やはりというべきか、与沢さんは幸福のための必須条件として、お金を稼ぐことの大切さを強調しています。

 

お金があれば、避けられる困難や理不尽が数多くある(No.335より引用)

 

日本社会では表立ってお金の話題をすることは基本的に好まれません。

ただ、彼の言う「お金と人生の幅は比例する」という言葉は、まったくもってその通りでしょう。

 

お金があれば苦手な人と関わらずに済む自由が得られ、ストレスを減らせるのは紛れもない事実です。

 

お金は強力なパワーであることを受け入れていかに稼ぐかを考えること。

 

そのために与沢さんは

  • 自分の時間をできる限り確保すること
  • お金を稼ぐ前に消費をするのは論外であり、まずは貯金をすることが必要

と述べています。

 

 

物事の本質をつかみ3週間は継続する

 

個人的に非常に参考になると思った方法論です。

 

  1. まずは自分にとって物事の本質になりそうな「センターピン」を見つける
  2. それを設定したら最低三週間は継続する

    人間は3週間、何かを続けることができれば、その行為は習慣となり、3週間後には無意識にその行為を続けることができるNo.405より引用)

  3. その間は余計なことは考えず、ストイックにやり抜くこと
  4. センターピンは一つに絞り、間違いに気がついたら設定し直す
  5. 検証はある程度の期間を経てから行うこと

 

与沢さんは目的を達成する条件として以下のように述べています。

目的を達成するためには、期限を決めて徹底的にストイックである事。これは、私自身が目的を達成するうえで常に大切にしている信条です。逆に言えば、ストイックでなければ物事はほとんどの場合で達成できません。No.450より引用)

 

短期集中で取り組む際には、どれだけストイックになれるかが重要ということ。

また、彼はこの哲学をダイエットにも応用し、短期間で大幅な減量に成功したから物凄く説得力があります。

 

 

成功するために必須のこと

 

必ず自分の頭で考えること

 

与沢さんは、誰かの意見にすぐに流されるようでは成功はおぼつかないと述べています。

それは、人によって前提条件が全く異なるため、他者の成功例がそのまま自分に適用できるとは限らないから。

 

最終的に成功したのは「自分で考え、自分で決めた方法を取った時」だけとのことであり、実際に並外れた結果を出した方が言うからこそ重みのある言葉です。

 

仮に誰かの手法を取り入れるとしても、自分の頭で考えるという過程は欠かせないということですね。

 

群れずに一人の時間を持つこと

 

与沢さん曰く、

基本的に人間は「一人の時間」を持たない限り、新しいものを生み出し育てることができません。(No.726より引用)

とのことであり、周囲の影響を受けやすい環境下だと自分の軸が定まりません。

 

突き抜けた結果を出すためには、自分と向き合う時間は不可欠ということ。

一人の方が意思決定が早く、本気になれるという言葉には強く同意します。

 

自分の行く末を考える心の余白を持ちたいところですね。

 

一発逆転よりも将来的な拡張性

 

一発逆転はごく一時的なものでしかなく、長期的に見ると失敗するケースも多い(No.845より引用)

すぐに目に見えた結果を欲しがるあまり一発逆転を狙うのは、継続性に乏しく長い目で見ると必ずしも成功とは言い切れないです。

 

私たちは、ついつい近視眼的な物の見方をしてしまいがち。

だからこそ、成功した先を見据えられるよう、拡張性を意識してビジネスや投資に取り組むことが大切です。

 

目先の利益よりも、将来的に自分の可能性を広げられる生き方をしたいですね。

 

種を蒔き続けることの重要性

 

本書の中で成功者の多くは、リスクを恐れずに種を蒔き続けられる人だと述べられています。

 

これはその通りだと思いますし、よくよく考えてみれば、挑戦を継続しないと成功に至る道筋が見えないのは当然かもしれません。

 

たとえ失敗を積み重ねることになったとしても、めげずにリスクを取れることこそが並外れた結果を出すための前提条件と言えます。

 

今の失敗は長い目で見れば自分を大きく成長させる可能性があるということですね。

この考え方は起業家のみならず、普通の会社生活にも応用できると思います。

 

 

長期投資の心構え

 

投資においては、今すぐに成功することは諦めた方がいいと述べられています。

これは、常識を逸脱したイメージの与沢さんにしては意外と現実的だなと感じました。

 

本書では、投資を行う時の本質的な考え方が書かれています。

実際に成功した人がどんな心構えで投資するのか、割とつつみ隠さずに教えてくれることに少なからず驚きました。

 

詳細についてここでは割愛しますが、読んでみて損はないと思います。

 

 

意思決定における情報収集と検証

 

本書では新しいことに取り組む際の情報収集の方法について非常に参考になる記述があります。

 

まず、何かに興味を持ったなら、とりあえず思いついた内容で情報収集をします。

そして、与沢さんは「3週間」のリサーチ期間を設けて、それを1週間ごとに三段階に分けることを提唱しています。

 

  1. 基礎知識をインプットし、「鳥の目」で全体を俯瞰する
  2. 集めたデータを基に自分なりの推論を立ててみる
  3. これまで得た知識を参考にして物事の本質となるセンターピンを設定する

 

要するに、順序を考えて効率的に情報収集をするということ。

これは投資に限らず、資格の勉強や仕事等、あらゆることに応用できそうな手法ですね。

 

さらに、自説に対する反論を探すことにより、自分の仮説が正しいかどうかを何度も検証することが大事だと述べられています。

自分が納得できるまで考察や検証を繰り返すことが意思決定の精度を向上させることにつながりますね。

 

 

自分を理解すること

 

これは私自身、過去の記事でも書いてきたことですが、私たちの時間は貴重で有限です。

 

与沢さんも本書で同様のことを述べています。

若い時代に無駄な事に時間を使っている場合ではありません。本当に自分の人生に役立つ経験だけを積んでいくべきなのです。(NO.2641より引用)

このほかに彼は、自分に合わないストレスになるものや求めていないものを見極めて切り捨てることを提唱しています。

 

確かに、無駄なことを削ぎ落とすのは人生を充実させる上で大切なことです。

実際、自分に向いていることを把握し、自分を理解することができた方が人生の質が向上するのは間違いないと思います。

ただ、間違ってはいけないのは、この言葉を自分にとって都合良く解釈し、辛い事や面倒事を全て無駄な事だと曲解することです。

 

余程の運がない限り、自己実現のためには辛いことを乗り越える必要があるでしょう。

 

もちろん、心身を壊すまで頑張ろうという根性論を肯定する気はありません。

しかし、人として成長するためには多くの場合、大変だけど自分の将来に寄与する経験を積んだ方がいいのかなと。

 

だから、個人的に与沢さんの言葉に加えて、どんな時間も自分の人生に役立つ経験に昇華できることが大事だと思います。

 

私たちのような一般人には、自分に合わないものを全て切り捨てることは難しいです。

それができるのは、ある程度高みに登った人だと思います。

成功者のポジトークを間に受け、まだ何も成し遂げていない状態で彼等と同じ生き方をしようとしても路頭に迷うだけでしょう。

 

奇しくも、与沢さん本人が他者の成功例をそのまま適用することは難しく、自分で考えることが必須だと述べてます。

今の自分にとって最良の生き方を模索できるといいですね。

 

 

「ブチ抜く力」要約と学んだこと

 

こんな感じで書評を書いていきましたが、本記事だけではまとめ切れないくらい濃い内容でした。

 

最後に個人的に重要だと感じた点と本書から学んだことをまとめます。

 

本書から学んだこと
  • 短期集中で取り組む場合、一つの結果のためにひたすらストイックになる。
  • 何かに挑戦する時は物事の本質を見極め、3週間はそれに集中し継続してみること。
  • 他者の成功例は必ずしも自分に適用できるとは限らないので、自分の頭で考えるプロセスを怠らないこと。
  • 自分と向き合うために一人の時間を意識してつくること。
  • いっときの成功にしがみつくのではなく、そこから先につなげられるように拡張性を重視する。
  • たとえ失敗を繰り返しながらも種を蒔き続けることの大切さ。
  • 情報収集は順序立てて効率良く行い、自説の反証を探すことで徹底的に検証すること。

 

成功に至るまでの思考や行動が具体的に書かれてました。

単なる精神論や成功者のポジトークにありがちな極論が少なかったのも良かったです。

 

個人でビジネスをする人からサラリーマンまで多くの人にオススメできます!

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little entrepreneur

「さとり世代」と呼ばれる若者です。 なんでもやりたがり屋な性格のため、現在は投資を中心として、いろいろなことに挑戦しております。 人生の目標は、自分らしく自由に生きること! 趣味:読書、廃墟探索、史跡巡り、音楽鑑賞、サッカー観戦、英語学習 投資:FX(外国為替証拠金取引)、仮想通貨、インデックス投資、ETF(上場投資信託)